ゴォォォォォォォ……!!






 瓦礫と化した街並みに、地鳴りとともに風が吹き荒ぶ…。



 その風が通り過ぎたあとには、1組の男女が手を繋ぎ合いながら眠っていた…。






         おはよう


             〜『おやすみなさい』のその後に〜






ざらり…



ぺちゃり…



「う………」

 ふわふわとしたまどろみの中、生暖かくてくすぐったい感触を明は感じていた。



「明…?」

 初音の声が聞こえる。

「…初音…か…?」

 明が目を開くと、ぼやけた視界いっぱいに初音の顔があった。

「おはよう…明…」

 初音の口の周りには、若干の血が付いている。
 どうやら先ほどの感触は、初音が『ヒーリング』をしていたときの感触のようだ。

「ああ…おはよう…初音…。
 …俺らは生きているのか…」

 明は周囲を見渡すと、そこは雲の上…などではなく、瓦礫の山と化した街並みであった。



「目覚めたようやね…」

「まったく、2人とも無茶するから…」



 視界の外から女性2人の声が聞こえてくる。
 この声は…。



「葵ちゃんと紫穂ちゃん…?なんでここに…」

「2人が何か計画してるのは知ってたから。
 念のために見張っておいて良かったわ…」

 明の肩に触れてサイコメトリーをしながら紫穂が言う。

「初音さんには私たちが食べ物を上げたから大丈夫。
 明さんは内臓を損傷してるから『ヒーリング』しないと…。
 初音さん、よろしくね」

「うん」

 紫穂の声に、初音の顔が明の顔に近づいて行く。

「…内臓を『ヒーリング』って…」

 初音のヒーリングは傷口を舐め、唾液の持つ超回復力によって傷を癒す方法である。
 しかし、いくら舐めても内臓までは届かない。
 その場合どうするのかというと…。



「…ちゃんと『飲んで』ね?」



「!!」



 その一言で理解した明が顔を真っ赤に染める。



「あ、私たちのことは気にしないでね」

「そーそー、ちゃっちゃと終わらせてや」



 にやにやと、初音の背後から半ば冷やかすように2人の声が聞こえてくる。



「最近忙しかったから…じっくりと…ね…?」

「ちょっ…まっ…んむぅっ…」









………しばらくお待ちください………









「はぁ…はぁ…はぁ…」

「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」



 お互いに顔を赤くしながら息を切らしている明と初音。
 そのかいあってか、明の傷はすっかりと消えていた。



「う〜ん、濃厚なラブシーンやったねぇ…」

「そうね〜…私たちも早く皆本さん『さらって』来ないと…」

 さらりと危険な言葉を発する紫穂。



「そ、そう言えば皆本さんと薫ちゃんは!?」

 今更ながらに気付いた明が言う。

「ん〜、そろそろ落ち合ったころやないかなぁ」

「そうね」

 焦った様子はない2人が言う。

「…なんでそんなに落ち着いていられるんだい…?」

 ヒーリングの余韻に浸っている初音の頭を撫でながら明が聞く。

「あの2人やからねぇ…」

「あの2人の過激なケンカは昔から変わってないでしょ?」

 とは言ってもあの頃は薫ちゃんが一方的だったけど…と、続けて言う紫穂。

「そ、それはそうだけど…」

「それに…細工してあるんでしょう?」

 全てを知っているような笑顔で紫穂が聞く。

「…ばれてたか…」

「サイコメトリーした時に見えたわ。
 さっきの戦闘のときに違和感はあったし…」

「俺のちょっとした抵抗なんだけどね…」

 先ほどの、皆本との戦闘を思い出しながら明は呟く。

「さっき皆本さんの『熱線銃ブラスター』に装着したエネルギーパック…。
 あの中身は演習用に使うエネルギーパックだったんだ。
 皆本さんは予備のエネルギーパックは持っていなかった…、だからそのまま撃つことになる。
 でも…『演習用のエネルギーパックだから撃たれても怪我は無い』…」

「なるほど…わざわざ残ってるエネルギーパックを満タンのに変えたんは、それを狙ってたんやね…」

 感心しながら葵が言う。

「衝撃は合っても死ぬことは無い。
 『あの未来』は『薫ちゃんが撃たれて倒れる』って予知だったからな…。
 そこに転がってる死体のようにはならない」

 紫穂と葵の背後に転がっている、縛られている死体を見て明が言う。



「…へ?なんで縛られて…」

 先ほどまで『首の無い死体』があった場所には『首のある縛られた人間』が転がっていた。

「ああ、あれ?死んでへんよ?」

「暴れられると困るから縛ってあるのよ」

 あっさりと、なんでもないかのように言う2人。

「ってさっき俺が…殺したはず…」

 先ほどの感触を思い出しながら明が呟く。

「『首が無くなって』…やろ?
 こんな風に…」



パチンッ!



 葵が指を鳴らすと、転がっていた5人の首が消え去った。

「こ、これは…」

「『熱線銃』を撃つ寸前にうちが『部分テレポート』を使ったんや。
 もともと澪の技やけどな…ま、澪に出来てうちに出来ないことはないんやで」

 伊達にレベル7じゃないで〜…と、笑いながら葵は言う。

「ついでに言っとくと、あの『隊長』も生きてるで」

「…え?」

 葵の言葉に聞き返す明。

「言ったでしょ?『見張ってた』って?」

「そーそー、危ないところやったけどな〜。
 まだあの部屋で縛られたままでもがいてると思うで〜」

「だから、明さんが人を殺した…って言う罪の意識は感じなくていいのよ?」

「そうやで〜」

 あっけらかんと言う2人。



「は…ははははは…。
 そっか…俺は…誰も殺してないのか…」

 やはり罪の意識に悩んでいたのであろう、2人の言葉に明が涙を流しながら言った。

「よかったね…明…」

「ああ…。
 ありがとう葵ちゃん…紫穂ちゃん…」

 感謝の言葉を2人に言う明。
 そこへ…



ピィーピィーピィーッ…



 葵の持つ無線機のコール音が鳴り響く。

「(ッピ…!)はいな!」

 受信ボタンを押す葵、イヤホンからは懐かしい女性の声が聞こえてきた。



『葵ちゃん、無事!?』



「無事やで『朧』はん、もちろん紫穂も…多分薫も」

 声の主は朧であった。

『良かった…って、そんなことより大変よ!『核ミサイル』が発射されたわ!!』

 慌てた様子で朧が言う。

「そうか…何発や?」

『1発…でも…ECMが搭載されている…。
 小型のものだけど、みんなが居る街を消し去る威力は十分あるわ…』

「…わかった、ありがとな朧はん…。
 スパイの真似事なんてさせて悪かったわ…」

『…いいのよ…あなたたちに出来るせめてもの償いだもの…。
 それで…どうするの?何か手はあるの…?』

「大丈夫や、うちらを甘く見んといて」

『…わかったわ…どうか無事でね…。
 桐壺局長…ううん、桐壺元局長も元Aチームのみんなもレジスタンスとして戦っているわ。
 この戦いが終わって、平和になったら…またみんなと楽しく過ごしましょうね…』

「…うん、ありがとう朧はん」

『じゃ、また会いましょう』

「うん、また…」



ザザッ…



 ノイズが走り、通信が切れる。



「発射されたのね、核が」

「ああ、予知通りやね」

 紫穂の言葉に葵が呟く。

「…どうするんだ?ECMが搭載されてるって…」

 明が心配そうに聞く。

「大丈夫、こっちには『秘密兵器』があるんや」

 じゃじゃ〜んと、葵がポケットからピンポン球サイズの球体を取り出す。

「…それは?」

「これは『ばーちゃん』から貰ったんや…。
 …兵部少佐と戦いに行く前日にな…」

 『ばーちゃん』…『蕾見管理官』のことであろう。

「管理官から?一体…?」

「『極小的な核爆発』を起こす装置って話やで」

 明の質問にさらりと答える葵。

「か、核爆発!?」

「大丈夫よ。
 私も調べてみたけど、核爆発はその球体の中で留まるようになっているの」

 紫穂が言う。

「でも…放射能とか…」

「それも大丈夫。
 中身は『ネオ・クリアー放射能』だから爆発以外の危険性は無いわ」

「…でもそれを爆発させてどうするんだ?
 飛んでくる核ミサイルを誘爆させても意味が無いんじゃ…」

 明の心配はもっともであった。

「明さん、知ってる?
 核爆発ってね、同時に電磁波を引き起こすのよ?」

「電磁波…?ってことは…」

「そう、強力な電磁波は『電子機械を一瞬にして麻痺させる』のよ。
 つまり、これを使えばECMを破壊できるってわけ。
 この球体は特殊な素材で出来ていて、爆発の熱や光は遮断するけど電磁波は遮断しないようになっているの」

「ばーちゃんもあの予知は知ってた見たいやからね…。だからこんなの寄越したんやと思うで。
 ま、うちらにはこれに賭けるしかないやろ?失敗すればみんな死ぬだけや、悪あがきするのもええんとちゃう?」

 何もしなければ確実に死ぬんやしな…と、続けて葵が言う。

「…それもそうですね、救って貰った命ですし、2人に任せますよ…なぁ初音?」

「うん。
 成功すれば、明とまた生きていけるんでしょ?
 だったら初音はそっちを選ぶよ」

 明の問いに即答する初音。

「もちろんや…っと、そろそろ来たみたいやね…」

 葵が空を見上げると、遥か彼方からミサイルが向かってくるのが見えた。

「そろそろこの戦いも佳境やね…。
 ほな、薫に通信入れようか…」

 そう言って葵は、無線機の周波数を薫のものへと切り替えた。



「薫!?どこや!?敵が核兵器を使う気や!!
 この街はもうあかん!!早く…あッ…!!」



 ブツッと、いかにも何かあったかのように通信を切る葵。

「これで準備はOK」

「ここまでは予知の通りね」

「じゃ、さっさとあの核ミサイル片付けてくるわ。ちょい待っててな」



ヒュパッ!



 独特の音がして葵の姿が消える。



「ところで…この戦いが終わったらどうするんです?」

 明が紫穂に聞いた。

「そうね…とりあえず、何年かは姿をくらますわ。
 元局長と朧さん、元Aチームの人たち…レジスタンスがこの世界をまとめてくれる時まで…ね」

「でも、姿をくらますと言っても一体どこに…」

「それも大丈夫、沖縄の付近に管理官所有の無人島があるのよ。
 そこなら自然も残ってるし、誰にも見つからないわ。
 でも、何も無いからサバイバル生活ね…、明さんや初音さんなら得意でしょう?そういう生活」

 食料調達は任せたわよ?と、薄く笑いながら紫穂が言う。

「それは…楽しそうな生活になりそうですね」

 明も笑いながら紫穂に言った。



ヒュパッ!



「終わったで〜。
 海の底に沈めて来たわ」

 葵が戻ってきた。

「お疲れ様。
 そろそろ薫ちゃんのほうも終わると思うから行きましょうか?」

「そうやね」

「そうですね…初音、行くぞ」

「うん」



ヒュパッ!



 葵のテレポートによって4人の姿が消え去った。












 この後、皆本・薫・葵・紫穂、そして明と初音の姿を見たものは居ない。



 6人の死体さえも、見つかることは無いのであった…。















(了)
























―――――――――おまけ―――――――――



「…ここが『ばーちゃん』の島か〜、綺麗なとこだな〜皆本〜!」

「……そうだな……」

 無人島に降り立って元気よく叫ぶ薫の言葉に、力なく皆本は言った。

「暗いな〜皆本はん」

「そうねぇ…人間、諦めが肝心よ?」

 皆本の様子を見て葵と紫穂が言う。

「どのみちこの島からは皆本1人じゃ脱出できないんだぞ?
 じっくりとあたしたちの愛を注いでやるから覚悟しろよ〜」

「そーそー、無人島で美女3人に囲まれるなんて男冥利につきるで〜?」

「どちらにしても、皆本さんに拒否権は無いんだけどね」

 じわりじわりと3人に迫られる皆本。

「…ははは…変わってないや…」

 明はそれを見て苦笑していた。

「明〜お腹空いた〜」

 初音が明の背中にしだれかかりながら言う。

「ん、そうだな…。
 とりあえず食料調達でもするか…」

 島の中心部にある森のほうを眺めながら明が呟く。
 そこへ…



ガサガサッ…



 ちょうど視線を向けた森の中から、1匹のウサギが飛び出してきた。



「ナイスタイミング!ていっ!」

 すかさず明はウサギを操り、自分のほうへ走らせる。

「まず1匹「いっただっきま〜す♪(がぶぅ!!)」はうっ…!!」

 ぴょーんと、明の腕の中に飛んできたウサギを即座に食す初音。

「お前…我慢しろよ…」

 久々の首の痛みに耐えながら明が言う。



「あぁぁぁぁ〜〜〜!!!」



 突然、叫び声が響き渡った。
 声がしたほうを全員が向くと、森の入り口付近に男が立っていた。



「人の獲物を食べるなんて、どう言う神経してるんだお前はぁぁぁ!!!」



 どだだだと、明ににじり寄る男。
 それは、見た目30歳前後の白髪の男であった。

「そ、それはすみません…」

 謝る明。

「無人島じゃなかったのか?」

「そう聞いてたんやけどなぁ…」

「漂流者かしら…」

 薫、葵、紫穂の3人がその男を見て呟く。



「き、君は…!!」



 3人を見て男が目を見開いた。

「?」

「?」

「?」

 3人が疑問符を上げた次の瞬間。






「クィィィィィン!!会いたかったよ〜〜〜!!」






 男は薫へ向かってダイブしていった。



「うわっ!?」



めごぉ!!



 ダイブしてきた男をサイコキネシスによって地面へめり込ませる薫。
 当然の反応である。



「…誰だ?」

「知らない」

 皆本の問いに薫はあっさりと答える。

「でも薫ちゃんを『クィーン』って呼んでたわよ?」

「せやな…」

 そこへ…



「ちょっとあんた、何年この島に住んでるのよ。
 まだ満足にウサギの1匹も捕まえられないの?
 本当にESP封じたら無能ね、あんた…!」



 女性の声が聞こえてきた。



「…あら、ようやく来たのねあなたたち」



 6人が声のほうを向くと、



 そこには…






 『赤ん坊』を抱いた、『蕾見不二子』が立っていた。







「「「「「「…え………えぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?」」」」」」





















「いやぁ〜ここなら誰も被害出ないからって戦ってたんだけど、相打ちになっちゃってねぇ〜」

 島の中心部の小屋の中、笑いながら不二子が6人に言った。

「…それはいいんですが…あの…その男はやっぱり…」

 かちゃかちゃと、お茶の準備をしている男を指差しながら皆本が言う。

「そう、『兵部』よ」



「「「「「「………」」」」」」



 数年前までの面影はまったく無い兵部を、再度見る6人。



「相打ちになったときに先に目覚めたのが私だったのよ。
 そのときにね、あいつの『ESP』を封じたのよ」

 ズズズ…と、兵部の出した茶をすすりながら不二子は言う。

「封じたって…いったいどうやって…」

「『それ』よ」

 不二子が指差したのは、兵部の腕に巻いてある細いリングであった。
 よく見ると、そのリングは両手両足に巻かれていた。

「それは…?」

「私の髪の毛で編んだリングよ。
 そのリングを通じて、私に常に兵部の生命力が流れ込むようになってるの。
 吸う量は調整できるから、『老化遺伝子テロメア 』のコントロールが出来るギリギリまで吸ってるのよ」

 30歳前後にしとくのがちょうどいいのよ…と、続ける不二子。

「なるほど…でもどうしてずっとここに居るんです?」

「そのリング、近くに居ないと効果が無いの。
 それに、初めの頃はどっちも衰弱してたからね…仕方なく協力したってわけ」

「…協力したのはいいですけど…でもそれが何で子供を…」

 兵部があやしている赤ん坊を見ながら皆本が言う。

「あははは…。
 これは計算外だったんだけど…ほら…、無人島って娯楽が無いじゃない?
 住む家を作っちゃったら他に『やる』ことがなくなっちゃってね〜。
 私も若いからついつい…」



((((((『若い』って…あんた…))))))



 不二子の言葉に6人の心は1つになった…。



「ま、子供も出来ちゃったし、ESPも封じてあるし、もうこいつは私の『下僕おっと』として生きるしかないのよ」

 さらりと、どこか間違った(?)ことを言う不二子。

「つまり、もうあなたたちの幸せを奪う奴は居ないってわけ。
 だから桐壺くんたちが権力を掴むまで、ゆっくりとここで過ごしなさいな」

 6人へ微笑みながら不二子が言う。



「…そうですね…」

 皆本が言う。

「そうだな…」

 薫が言う。

「そうやね…」

 葵が言う。

「そうね…」

 紫穂が言う。

「くー…」

 初音が…寝ている。

「いいとこなんだから起きろっ」

 初音を起こす明。






「そ・れ・と・ね?」

 にやりと、笑いながら不二子が言った。






「この島には法律なんて存在しないから、『重婚』もOKよ?」






「(がすっ)」

 不二子の言葉に、テーブルに頭をぶつける皆本。

「おぉ!!」

「なるほどな〜」

「いいわね〜」

 嬉々として3人が声を上げる。



「既成事実さえ作っちゃえば、向こうに戻っても桐壺くんが何とかしてくれるから♪」



「よし、皆本!とりあえず家だ!『4人』で暮らせる家を作るぞ!!」

 気合を入れながら薫が言う。

「うちは男の子がほしいなぁ〜」

「私は女の子がいいな〜」

 葵と紫穂が気の早いことを言っている。

「僕の意思は!?」

 皆本が叫ぶ。






「「「無い(で)(わよ)」」」






 すっぱりと、皆本の言葉を切る3人。

「さっそく建築だ〜!
 回るベッドも作らないとな〜!」

「レッツゴーや〜!」

「ゴーゴー♪」

「お前ら〜〜〜!!」

 叫ぶ皆本を、嬉々として引きずっていく3人であった。






「…俺らも行くか」

「うん」

 明の言葉に初音がうなづく。

「では管理官、俺らも家作りに行ってきます」

「うん、頑張ってね〜」

 不二子の声に見送られながら、2人は不二子と兵部の家を出て行った。






「さてと…。
 とりあえず初音、最初に聞いておくぞ?」

 神妙な面持ちで明が言う。

「うん?何?」



「…ベッドは…『1つ』でいいか?」



 顔を赤く染めながら、明は聞く。



「…うん…いいよ」



 同様に顔を赤く染めながら、初音は答えた。


















 数年後…



 新生バベルの局長として就任した男には、3人の妻と3人の子供が居たと言う。



 その局長の傍には『番犬』と呼ばれた1組の特務エスパーが存在した。

 また、その2人は夫婦であり、双子の子供が居たと言う。






(了)



初出:GTY+
2006年12月14日

戻る